【女ひとり暮らし】50代で家を買ったときの話~物件サイトで探し始めるまでに検討したこと

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

家づくり

私が50代後半で離婚して、家を買った時の経験をご紹介します。
自分でも、まさか自分が家を買うとは思っていなかったので、こういうこともあるんだな!と思いました。

実際には都心に近い価格の高い地域でなければ手が届く物件もあったし、この年齢で住宅ローンの審査通るのかな?と思ったけど、通りました。
もちろん、自分の家に住むのは気持ちが落ち着くし、床にちょっと傷をつけても賃貸なら”うわ~やばい!どうしよ”となるけど、自分の家なら”あ~あ(;´・ω・)”とちょっと残念なだけです。

もし、私と同じように家を買おうかな?でも買えるのかな?と考えている方がいらっしゃったら、参考になるかもと思い、そのときのことをまとめてみました。

ここでは、家を買おうと決めるまでに検討したことや予算のこと、実際に物件サイトで探し始めるまでの経験をまとめました。
よかったら、ぜひご覧ください。

↓フリーランスの筆者がローンを組んで建築士さんに依頼して家を建てた話でした。面白くて、読んでると「自分も!」と元気がでます。

家を買おうと思った理由

私が家を買おうと思った理由は、自宅に防音室を作って家でドラムとパーカッションを練習したいと思ったからです。
というのも、私はパーカッションとドラムをやっていて、その練習のためかなりの頻度で音楽スタジオに通っていました。
そのスタジオ代があるとき月に3万円以上かかってしまい、さすがにその後は少し自粛したのですが、これなら楽器の演奏ができる物件に住んだ方がいいんじゃないかと思ったのがきっかけです。

最初は賃貸で考えていました。
でも実際探してみると、ドラムの叩ける賃貸はありませんでした。(ピアノや弦楽器が演奏できる物件はありましたが)

それで、じゃあ中古の物件を買って、防音室を作れないかな?と考えるようになりました。

中古か新築か

家を買うときは、まず中古か新築か?を考えますね。新築はもちろんいいですが、予算に余裕がなかったので、私はやっぱり中古物件だな~と思いました。防音室を作る費用もかかりますし。

中古物件で難しいところ(私の場合)

中古物件で探す場合に問題だったのは、私の希望の間取りはとてもレアだということです。
1階に防音室を作りたい。でも小さな家しか買えないから1階に防音室とキッチンの両方を作ることはできない。なので、2階にキッチンがある必要がある。
でも2階にキッチンがある物件はとても少ないのです。

このため、新築も検討しました。

ローコスト住宅の検討

新築で予算内に収めるには、ローコスト住宅と呼ばれる、コストを抑えた家にする必要がありました。このため、ネットで調べたうえで豊洲の住宅展示場に行ってみました。

ネットでは費用を抑えれば1000万円で建てられると書かれていましたが(パンデミック前)、実際に話を聞くとそれよりかなり高かったです(1800万円~2000万円以上)。
中には、”1000万円でなんて建てられませんよ。ネットに変な情報が流れているから、あなたのような人が来て困る”というメーカーさんもありました(それは電話で問い合わせた時)。

また、住宅雑誌を見ると、低価格で家を作るのが得意な建築士さんに依頼してローコスト住宅を作った話も出ています。それも調べてみましたが、まだ土地も見つかっていない状態でそういう建築士さんや工務店を探すのは難しかったです。

ローコストで建てられるかどうかわからないのに、それを当てにして土地を探すわけにはいきませんね。「これは新築は無理だな・・・」と思い、中古物件に絞って探すことにしました。

ただこの時、住宅展示場に行って実際の状況を知ることができたのはよかったです。

最終的には、私は古い家屋の建っている土地を買って、解体して新築しました。
(やはり希望の間取りの中古物件は見つかりませんでした)
その時、ローコスト住宅メーカーではない、その地元でご縁のあったハウスメーカーさんに、価格を抑えた場合どのくらいになるか見積もりを出してもらいました。すると、ローコスト住宅専門のメーカーと同じか、むしろ安いくらいだったのです。(パンデミック後だったので相場が値上がりしていたと思います)
それが判断できたのは、最初の頃住宅展示場に行ったりして、いくつかの住宅メーカーを調べていたからでした。

実際に物件が見つかって契約する頃になると、やることが多くて結構忙しいし、また、新築の場合は家ができて住めるようになるまでには思いのほか時間がかかります。
ですので、探し始めの時間に余裕があるころに、一回調べてみるのはおすすめです。

予算のこと

私の場合、もともとの自分の貯金に加えて、離婚の際の財産分与分がありましたが、それで家が買えるような金額にはならず、住宅ローンも必要でした。

住宅ローンがどのくらい借りられそうかは、「住宅ローン シミュレーション」で検索すると、銀行などのサイトがでてきて調べることができます。

私の場合は、当時すでに57才だったので、この年齢でいくら借りられるのかが一番心配でした。
月々の返済額を当時の家賃(都内にしては安かった)と同程度にすれば無理なく返せると思ったので、その場合いくらまで借りられそうか調べました。最初は返済期間を10年間で計算していましたが、実際は中古物件ではなく新築にしたためローンの組み方を考え直して20年間になりました。

予算について最初は、安心できるかなり余裕のある計画を考えていましたが、探しているうちに不動産会社の担当者から”どこまでなら頑張れますか?”という話が出てきました。(そういう方多いのではないでしょうか?)
その時、無理な計画を立ててしまわないように、心づもりが必要だと思いました。

物件探しを始める

探す物件の条件は?

まず希望の物件の条件をまとめました。
私の中古物件を探したときの条件は次のような感じです。

  • 家から勤務先(新宿)まで1時間以内(後にどんどん伸びていく)
  • 2階リビングで1階に8畳以上の部屋がある(防音室にするため)。
  • 築30年以内で予算内で改装できること。
  • 駐車場があること
  • 水害の心配がないこと(一階に防音室をつくるため。大切な楽器が水に浸かったら・・)

これは最初に出した希望の条件で、その後探しながら本当に譲れない条件は何か?というのを探っていく作業になりました。
予算が一番の理由ですが、すべてを満足する物件を探すのは難しいとわかってきました。

水害のリスクについては、国土交通省のハザードマップをみて調べました。(ハザードマップは水害だけではなく、土砂災害や地震による地盤沈下などの情報も含みます)
また自治体によっては、過去にどの地域で水害が起こったかをまとめた資料を公開しているところもあります(自治体名×水害、浸水などで検索するとでてきます。ない自治体もありました)

私は水害を気にしましたが、ハザードマップで他の災害のリスクが高いことを知ると、やっぱりそれも気になってしまいました。でも、リスクのある場所をすべて除外していくと、買える場所はなくなってしまいます。

水害だけに注目しても、地図をみると首都圏はほんとに川だらけで、これをどこまで気にするかはかなり悩みました。
リスクがあってもいい場所はあるし、実際に本当に水害の発生する確率はかなり低いでしょうから、何を優先するか、他の条件との兼ね合いかと思います。

不動産サイトで検索

物件探しは、普通にネットの不動産情報サイトを使いました。
よく見ていたのは、SUUMOホームズat homeです。(上位3つですかね)

どのサイトでも出ている物件は大体同じですが、違うこともあるようです。
SUUMOが一番物件数が多くて検索しやすかったけど、いい物件を見落としたら困ると思って3つのサイトを見ていました。実際、違う物件が目に留まることもありました。
連日検索しても同じ物件しかでてこないので、最初の頃は週に一回検索すると決めてやってました。
でもいつまでたっても見つからず、そのうち月一回くらいしか検索しなくなりました。

よさそうな物件があったら、サイトから不動産会社に連絡できるようになっているので入力します。
どこの不動産会社でも担当者の方からほんとに素早く返信が来ます。それで日時を決めて、実際に内見に行く流れです。(大体、今週末どうですか?と聞かれた)

内見当日は、担当者から他のおすすめ物件が提案されることも多いです。
このため不動産サイトは不動産会社と知り合うための場所かな?と個人的には思いました。(自社の早く売りたい物件を紹介されることもありますが・・)

余談ですが、ある時検索サイトで、周辺の物件と比べて明らかに安いよさそうな物件があったので、その時物件探しをお願いしていた不動産会社の担当者に、「なんでこの物件は、こんなに安いんですか?」と聞いたことがありました。
そしたら、それは事故物件でした・・・。
もう、検索サイトのお気に入り登録からすぐに削除しました。(その物件をお気に入りに登録してるひとが20人以上いました)
不動産屋さんによると、そういうことを気にしない人もいるとのことですが、私は無理でした(;^ω^)

地元の不動産会社に行ってみる

物件の探し方をネットで調べると、地元の不動産会社にはまだネットに出ていないような物件情報を持っていることもある、とあったので、ぜひ行ってみようと思いました。
探している路線で、よさそうな不動産会社(雰囲気)を調べて直接行ってみたり、ネットで予約して行ったりしました。

しかし結論を言うと、この方法はうまくいきませんでした。
その不動産屋さんしか知らないような情報がでてくることはなく、自分で物件サイトで調べた結果と変わりませんでした。やはり飛び込みでいくのはうまくいく確率は低いかも。

不動産会社につてがあるとか、すでにその地域をよく知っている場合はいいかもしれません。

広域で物件を探すのが得意な不動産会社

通勤時間が1時間以内なら場所にはこだわりがないなど、広く探したい場合は、広い範囲で探すことを得意にしている不動産会社もあります。(新宿、池袋、新橋・・・のように都内の大きな駅に多いようです。)
私は最終的には、そのタイプの不動産会社を近所の人に紹介してもらって、物件をみつけました。

まとめ

私が家を買おうと決めた時、新築か中古かの問題、予算のこと、探す物件の条件など検討したことをまとめました。
次の記事では、実際に探していた時のことを書いていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました