新しい生活が楽しみな新居への引っ越し。
その中で、これは失敗だった!と思うことがあります。
それは、カビのついた家具をもっていったこと。古いものはかなり断捨離もしたのですが、まだ使える、もったいないと思い、いくつかそのまま持って行きました。
なんかかびくさいかも?と思う程度だったので、カビ取りすれば使えると思ったのです。
でも結局どうにもならず、ほとんど捨てることになりました。
(どうしても捨てられないものは根性でカビ取りしました)
ここでは、そんな私の失敗談をご紹介します。
これから新居へ引っ越す方は同じ失敗をされないように、ぜひご覧ください!
家具は引っ越しで動かすとカビが広がる

元の部屋ではちょっとカビ臭いくらいや気づかない程度でも、引っ越しで動かすとカビが広がるのです。活性化するのでしょうか?
私の場合は、小さな木製のチェストとプラスチックの押し入れ用衣装ケース(引き出し型のもの)でした。
押し入れの換気が悪かったことと、狭い部屋で冬場に加湿しすぎたことが原因でカビがついたようです。
チェストの方は引っ越しの日に動かして、初めて背面にカビがついていることを知りました。
衣装ケースはちょっとカビ臭いかもと思っていたけど、引っ越しでは何かとお金がかかるので、これは節約しようと思ったのです(安いのに)。
でも、以前はそれほど気にならなかったのに、引っ越してみると臭いが気になるようになりました。中にものを入れるとそれにまたカビがつきそうだし、周囲にも移りそうでほんとに持ってくるんじゃなかったと思いました!
ネットで”強力カビ取り剤”というものを買って、何回もカビ取りしたけどだめでした。どちらも10~20年くらい使っていたものなので、根深かったのかも。
木はもちろんですが、プラスチックもカビが内部に入り込んでしまうようです。
このため、半年後にチェストを捨て、1年後に衣装ケースを捨てて新しいものに買い換えました。
買って1年以内の新しいものは、カビのにおいが移っていてもカビ取り剤でふき取ったら大丈夫でした。
この経験から、私は次の教訓を得ました。
- 引っ越しの時、長年使った家具がかび臭かったらあきらめる。
- 引っ越し前に家具の背面を見て、カビがついていないか確認する。
離婚した元夫も、長年使っていたソファを引っ越しで持って行ったら、実は背面にカビがついていて、カビ臭くてどうしようもなくて捨てたと言っていました。
日本では、気をつけていても部屋にカビが発生することはあるので、同じような経験の方もいらっしゃるのではないかと思います。
どうしても捨てられないもののカビ取り
とはいっても、どうしても捨てられないものはありますよね。
私もそういうものは、頑張ってカビ取りしました。
使ったカビ取り剤
使ったのは定番ですが、アルコールと”カビ取り剤”です。あと、紙類には、アルカリ電解水も効果ありました。

表面が樹脂系の素材のバッグ
一番苦労したのは、表面が塩ビのような樹脂系の素材のバッグ(素材の名前はわかりませんでした)です。かなり素材の深いところまでカビがつくようで、表面をふき取っただけではなかなかとれませんでした。
実際、ブランドのバッグはあきらめて捨てましたが、どうしても捨てられないものもありました。
そういうものは、何度も”カビ取り剤”を表面に塗って、放置して、洗い流してを繰り返して、洗濯機に入れて洗ったりもしました。(何にでもおすすめできるわけではありません)
”カビ取り剤”を塗ったり、洗ったりするとダメになる素材もあると思います。このあと劣化しやすくなるとかもあるかも。やるときは自己責任でお願いします。
それでも少し臭いが残りましたが、風通しのよい日の当たる場所にしばらく置いておいたら、数か月後には臭いが完全になくなりました!

←ドラムのキックペダルのケース。絶対捨てられないと思ってカビ取りした。1年経って今のところまったく問題なし。
新しめの衣装ケース(プラスチック素材)
買ってそれほど年数の経っていない衣装ケース(プラスチックのもの)は、”カビ取り剤”ですっきりきれいになりました。
布類
洗濯機で洗えるものは、洗うのが一番効果的でした。念のため、酵素系漂白剤を入れましたが、効果のほどは不明です。
ただ年数の経ったものはしばらくするとまたカビ臭くなり、そういうものはあきらめて捨てました。
紙類
1枚1枚に、霧吹きでアルコールを吹きかけて乾かしました。アルコールだとインクがにじむようなものは、アルカリ電解水も効果がありました。
なんだか私はすごくカビだらけのところで暮らしていたようです。
でも、これをきっかけに断捨離できたので良かったと思うことにします。
まとめ
引っ越しの時カビのついた家具を運んだら、思った以上にカビ臭さが拡大して、結局使えなかったという経験でした。
また、そうしても捨てられないものをどうやってカビ取りしたかもご紹介しました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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