モチベーションに頼らないで好きなことを続ける方法【小さな習慣】スティーヴン・ガイズ著

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好きなことをみつけて長く続けたいのになかなか続けられない、ということはありませんか。

  • 最初は「これ好きだな、ずっと続けるぞ」と張り切っているが、そのうちモチベーションが下がってくる。
  • はじめは「これは楽しい!見つけた!」と思っているが、しばらくすると楽しさが薄れてきて、最初の感覚は間違いだったのかな?と思う。
  • 今日は忙しいからいいや、と言ってるうちにやらなくなる

そんな方に、スティーヴン・ガイズ著の「小さな習慣」をご紹介します。



私も以前は、好きなことを続けられず困っていました。
最初は「これ好き!楽しい」と思うのですが、続けていると「あれ?そんなに好きでもないかも」と迷ってきて、「好きだから続けよう」と思ったのは間違いだったのでは?と悩んでしまうのです。

そんな私ですが、「小さな習慣」を読んで一気に疑問が解け、迷いなく好きなことを続けられるようになりました。
「小さな習慣」は、モチベーションに頼らずちょっとした行動を始めて、最終的に大きな目標を達成するための方法です。
「小さな習慣」は、自分にとってプラスの習慣(運動や勉強など)を作るための方法ですが、好きなことを長く続けるためにもとても役に立ちます。何かを長く続けるには、何も考えなくてもできるような習慣にすることが一番ですね。
好きなことを続けられずに困っている人には、とても参考になると思います。

「小さな習慣」とは

モチベーションに頼らないで続ける

小さな習慣とは、毎日これだけはやると決めて必ず実行する、本当にちょっとしたポジティブな行動です。

スティーヴン・ガイズ著「小さな習慣」より

「本当にちょっとしたポジティブな行動」というのは、小さすぎて失敗すらできないくらいの行動・・・例えば腹筋を1日1回やる、などです。
確かに腹筋1回なら簡単にできそうですが、「腹筋1回じゃしょうがないじゃん」という感じがしますね。

でもこの本によると、最初モチベーションがなくても、行動をおこしてしまうとモチベーションはあとからついてくる。行動をおこした結果モチベーションがあがって、多くの場合は、当初の小さな目標を達成した後、「もうちょっとやってみようかな」と行動を続けたくなるそうです。

確かに、最初はそれほど乗り気でなくても、始めてしまえば勢いがついて次々やってしまうことはあると思います。仕方なく掃除を始めたけど、やってみたら熱中してしまったとか。

モチベーションはその時の状況で上がり下がりするし、自分で持ち上げるのも大変です。
(モチベーションが低いのは自分が悪いのではありません)
この本では、簡単に上がったり下がったりするモチベーションに頼るとやりたいことを安定して続けられないので、モチベーションに頼らず「小さな習慣」で簡単に行動をおこしてしまおう、と説明しています。

小さな習慣

簡単にできる目標で行動を起こす際の心理的ハードルを下げる
         ↓
やり始めるとモチベーションがあがってくる
         ↓
当初の目標よりたくさんのことができる。楽しい、自己肯定感UP…
         ↓
     習慣化に成功する

いくら好きなことでも「毎日2時間は練習する」ことを目標にしてしまうと、「今日は忙しいから休みにしよう」という日が出てきて、そのうちやらなくなる・・ということになりかねません。
でも「毎日10分練習しよう」なら、忙しい日も「10分だからやってしまおう」と行動して、もしかしたら30分やってしまうかもしれません!(ガイズさんなら10分よりもっと簡単な目標にするべきだ、と言うかもしれません)

また、最終的には習慣にする(何も考えずにできるレベル)ことを目指しているので、”毎日必ず実行する”ほうが習慣化しやすいですが、例えば”週に2回やるようにしたい”ものもありますよね。(運動する、など・・)
その場合は週単位の習慣でも可能だそうです。

繰り返すうちに最初の興奮がうすれても気にしない

一般的に、何かを始めたばかりの頃はモチベーションも高く、強い興奮(楽しい!)を感じるけれど、繰り返すとこの興奮が薄れ(最初ほどの感動はない)モチベーションも下がってくるのではないでしょうか。
しかし、この変化は当たり前なので、ここで思い悩む必要はないのです。

  • もう飽きちゃったのかも。
  • 最初の頃ほど楽しくない。
  • これを続けるのは何か間違っているのでは?

こう感じると、ちょっとがっかりしますよね。でも行動を繰り返すと感情がうすれるのは当たり前のことなので気にせずやり続けてみましょう。

習慣になるということは、感情を伴わなくなることです。ですから、モチベーションが下がっても、簡単に実行できる目標で簡単に行動を起こして続けることで、「やってみるとやっぱり楽しい」「上達して次のレベルの楽しさがわかった」などの経験ができて、やがて考えなくてもできるような習慣になるかもしれません。

私は以前、よくここで思い悩んでいました。「これ好きだな!大切に続けよう」と思っていたのに、続けているうちに「本当に好きなのかな?わからなくなってきた・・」と感じてきて悩んでしまう。
でも、この本を読んで気にせず続けるようにしてから、とても気が楽になりました。気が楽になったから単純に楽しめるようになったというのもあるし、やり続けることによって新たな領域を経験出来て、次の楽しさをみつけたということもありました。

でも、もし本当に好きではないとわかったら、無理せずやめて、また別のことを探す方がいいですね!

「小さな習慣」は大きな目標を達成するための最初のステップ

大きな目標を達成する方法として、”実現可能な小さなステップに分解して、ひとつずつこなしていく”というやり方がよくあげられます。

「小さな習慣」はこの分解された小さなステップの中の、最初のステップです。
自分の中で”簡単にできる”と思える行動から始めて、いつか人生の中で大切な目標を達成することにつながるかもしれません。

著者のスティーヴン・ガイズさんも最初の頃、「1日50ワードの文章を書く」という小さな習慣から、文章を書くことが自分にとって大切なことだと気づき、ずっと続けようと考えたそうです。現在は自己成長ストラテジーの調査と執筆をされています。

自分の好きなことを続けて、いつか人生を豊かにするような大きな目標に到達できるといいですね。
(好きなことをやっているだけでも、人生は豊かになりますね)

まとめ

「小さな習慣」は、自分にとってプラスになるちょっとした行動を習慣にするための効果的な方法です。この方法はモチベーションに頼らず、行動を起こすとモチベーションはあとから追いかけてくることを利用しているので、とてもうまくいきやすいのです。
そして、「小さな習慣」は大きな目標を達成する最初のステップにもなるものです。
好きなことを長く続けたいという方にはとてもおすすめの方法です。
気になる方は、ぜひ試してみてはいかがでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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